逃げた先に僕の未来はあるのか!?いなかの未来と養殖の未来を繋ぐ!〜緊急クラウドファンディング 公開インタビューのご報告〜

 いなかパイプでは2/16から2/23までの1週間、緊急でクラウドファンディングを始めました。

 この企画も残り今日と明日となりましたが、なにせ緊急ではじめたもので、やっている最中にも関わらず、いなかパイプの私たち自身も整理できていないし、何を伝えたらいいのか?どうやって伝えたらいいのか?模索しながらバタバタと動き続ける日々です。

 

 そんな中、いなかパイプ以外の方にインタビューしてもらって知らない人が知りたいことを聞いてもらったらいいのではないか?!ということで、いなかパイプが長年お世話になっている青木将幸ファシリテーター事務所の青木将幸さん(通称:マーキー)にお願いして、2/20(土)にマーキーといなかパイプ代表のササクラレオの緊急公開インタビューをライブ配信しました!

 

【いなかをつなぐプロジェクト②】40年続いた養殖の歴史をつなぐ!国産エビの完全養殖事業に挑戦@高知・大月

詳しくはこちら⇒https://inaka-pipe.net/20210216/?=fb

ご支援のための申し込みフォームはこちら⇒https://forms.gle/q7Cewt56NvKNFxoA6

 

いなかをつなぐプロジェクト2

 

 インタビューされることで、ササクラ自身がこのプロジェクトに抱いていた思いも言葉として整理され、そういうことだったんだ!と、これまで伝わりきらなかった面も見えてきたのでは。と私たち自身も感じられるものになりました。

 今回は、このインタビューの概要を記事にしたので、動画を見る環境がない、時間がない、という方はぜひお読みいただき、応援していただけると嬉しいです!

 ちなみに、配信された動画はこちらからご覧いただけますので、対談の全てを見たいという方はぜひご覧ください。

 

 

それでは、インタビュー内容をご紹介します。

 

超短期緊急クラウドファンディング、なんでそんなに緊急でお金が必要なの?

 

マーキー:お父さんが経営権を手放してレオに渡したってことですか?何が起こってるの?

 

レオ:えーっと。父が経営をしておりました。

 で、高齢というのもあり、これまでできないなら辞めれ。とかも言ってきたのですが、父は自分でやりたいのだろうと。売りもしない、経営もこれをずっとやると覚悟しないと渡せんわ。みたいな話で。

 僕としては最後の親孝行だなと思い、一般の人が食べられるとかですね、作って売るというのをいなかパイプでやっていきましょうと。手伝うべく、いなかパイプでも設備投資をしたりして動いていたんです。

 で、そんな矢先、いよいよお金がなくなってきているという感じで。

 でも、僕だってお金はない。あれば出すけど。

 自分で集められないのなら経営を渡せ。渡したならば、こちらでも色々動きようはあるし、借り入れをするとか。

 で、バトンが回ってきた。

 僕としても応援というか、(いなかパイプで設備投資もして)関わりかけてた。というのもあるので、それでいきなり辞めて倒産されても困る。と。でも通帳を渡され、見ると、本当にお金がないっていう…。これは資金ショートするってやつじゃないかという感じで。

 とりあえず最後の悪あがきをし、世に問おうではないか。と。

 価値があるか、ない会社なのか、世に問いながらやっていこうでないか。と。

 

お金集まったとして、その後は?

 

レオ:でもみんなに言われたりするんですけど、で、お金集まったとしても、その後、やっていけるのか・・・?!とか。

 

マーキー:そうですね。みんな気になると思います。みなさんぜひ協力してあげたらとは思うけど、これで当座の200万入ったとして、このあと何とかなってくんですか?っていうところ。レオの感じとしてはどんなイメージですか?

 

レオ:僕もまだちゃんと理解できてないんですけど、、(業者とかに)稚魚を売ってくれないかって話だったり引き合いがあったりするんですよね。でも、コロナの影響なのか何なのか、せっかく注文受けて作ってたやつが、何万匹とかいるんですけど、それを引き取らない。という案件があったり。養殖ビジネスってそういう感じらしく。

 

シロアシエビ

 

 魚は生きてるじゃないですか。で、日々成長しているじゃないですか。このタイミングで買われないと日々コストがかかっていくということになり。注文受けてたのに、もう買わない。とかになると困る訳ですよね。安い値で売らざるを得ない、とか。

 出したら出したで魚が死んでいたとか、クレームをつけられたりして、裏切られた。とか、過去色々経験があったようで。まあ人を信用できなくなっている養殖業者の父みたいなのもあり。。

 そうやってビジネスしてる感じもあるんだけど、実際現金入ってきていないんだなあ。っていう。というのが見えてきているところ。

 今まではB to B っていう業者さんに稚魚を渡す。っていうビジネスだったんだけど、最近、小売をするというか、食べられる。っていうB to C みたいなことをしている。で、当面何とかしつつ、販売する。みたいなことを僕らも関わりながらやって、ちょっと販売するとかをしてファンを広げ、買ってもらう。みたいなベースを広げながら、今までの養殖業をしつつ回していく。みたいにしたらいいのではないか。って思っていて。

 (父の養殖技術に関しては)作るものは作れ、その技術はすごい。みたいにはなっているので、何とかやれるのではないか?と。

 (今は)ちゃんと営業をかけていないので、そういうのをやって、お客さんから買ってもらって、そういうところから信用を作っていく。というところからやっていくしかないのではないか!と。

 そんな経営を考えています。

 

マーキー:うん。わかったわかった。

 今これ聞いてる人はきっとどんなエビだろうと気になってると思うけど、エビの味としては非常に美味しくて。僕は生きたままの状態でお届けしたものなんですけど、ああいうクオリティのエビはそうそう手に入らないので。価値は十分にある商品だと思います。

 

レオ:あ、すごい。そう言っていただいて嬉しい。

 

シロアシエビ

 

マーキー:買う価値は十分にある商品だと思う。でも今話があったようにエビって生き物だからコンスタントに出て行かないと経営しにくい。というところだと思うので、例えば月1パックの契約だとかね、いつかできるとコンスタントに出ていくだろうな。とか。

 

いなかパイプとして、このエビを繋いでいく後継者も探していきたい。

 

マーキー:あと、レオのいなかパイプの非常に素晴らしい特徴だなあと思うのは、都会の若者とか、田舎で仕事したことないけどできるのかな私みたいな人も田舎で働ける機会とか、お仕事につくチャンスを山のように作ってきたので、今回の大月町でもこういう仕事をやってみたい。っていう人も関われるような形が出てきたとしたら、継続的に発展していけるんじゃないかと聞いていて思いました。

 

レオ:そうなんです。僕、養殖とか全然興味ないんですよね。(笑)

 だからお前がやれ。みたいなことは言われ続けているんですけどもう超エビ好きな人とか、生き物育てるの好き、みたいな人がやった方がいいんですよ、絶対。

 なのでそういう人に来てもらって一緒にやっていくみたいな。僕は売る。とか、コミュニケーションを取っていく。みたいなことの方が好きなので。そういう担当として。

 

マーキー:うん。それ、クラウドファンディングと一緒に募集したらいいと思っていて、こういう事業をやってみたい。っていう人にとってはすごいチャンスだと思います。

 いやこれ本当に今まで食べたことのないレベルの美味しさで。

 

シロアシエビ刺身

 

 僕あんまりね、海外から入ってくるエビって基本あまり食べないようにしとこうと思っていて色々な問題とか課題とか、日本が環境破壊の象徴みたいに言われた時期もあったし、お薬のこととか気になったんで、ちゃんと顔が見える人が作っていて安心して美味しいエビっていうのは、ここ20年出会って来なかったので。そういう風に感じていらっしゃる方ももしかしたらいるかなと思うので、ぜひぜひみなさん、今回のクラウドファンディングをきっかけに1回食べてみて欲しいなというのは本当にあります。

 で、いいなと思ったら継続的に食べられる方式をレオが考えるなり、こちらが提案するなりしてやる。という風なのはあります。

 みんなでこの美味しいエビを食べられる状態を作っていこう。っていうね。

 

レオ:そうしたい。本当に。手伝ってください・・・!!

 

マーキー:手伝ってください!だね。

 なのでみんなレオくんが本当に必要なのは現金なので。この趣旨にご賛同いただける方、なるべく高いコースでお願いします。(笑)

 

レオ:買うという観点ではなく、寄付してあげようという観点で。もう応援してやろう、寄付だ。という感覚でお願いします。

 

マーキー:寄付だね。これね。

 対価はありません。ササクラレオが親父の大事なエビを引き継ぐので、でも今お金がないので寄付してください。っていう。返していくのはもっと後なので。

 

レオ:お願いします。

 

身内の問題ではなく、ここには漁業の問題、事業継承の問題もある。

 

レオ:そうやって僕としてはですね、本当にみんなでやれたらなという感覚を持っていまして。でも僕を混乱させているのは、身内のことである。ということで。

 いなかパイプとしても僕としても田舎を繋いでいく。ということをやっていくわけで、海の方も現状を聞くとひどい感じだな、というのを思い。

 どんどん養殖業者さんが潰れたりとかは、こういうことがあるからそうなっているんだな…というのは思うところであって。

 こういうところを繋いでいくには構造的な課題というか、なんか、ヤクザの世界みたいなのが養殖業界と漁業の中にはあるような気がしていて。そこを変えていかないことには健全な経営なんてできないんじゃないかと思っていて。

 そのためには、色んな人に応援してもらって、取引先が一つなくなったとしても生きていける。っていうようなことを起こせたらいいんじゃないかと思っていて。田舎の漁業やっている人たちを魚食べたいとか思う人たちで支えていくという仕組みとかを作る必要があるなと感じるので。

 で、目の前に現れているのがたまたま父の会社だったっていう。。

 これを見捨てることももちろんできる。逃げることも全然できたんですよ、僕としては。でも、逃げた先に僕の未来はあるのか?という問いも生まれていて。

 そこにちょっと目を背けず、スーパーチャレンジングなことをやってみようかと。1週間くらいでなったんです。

 

マーキー:うん。日本中の僕ら世代ってちょうど事業を受け継ぐフェーズに入ってきていて、こういうことってちょうどみんな感じていることで。親父やお袋がやってきた事業が日本中にあって、本当に素晴らしい事業だけど廃業せざるを得ない状況って、ことこのコロナの状況においてある。この段階で本当に未来に継ぎたいものとか、いい事業とかいい会社とかを未来に渡していける。っていうのがすごくいい実験だと思う。やってみましょう。

 これ1つのケースとしてうまくいったら海沿いで同じように困っている人がいて、新しい風が入ってくることでヤクザ体質も改善されていったり、一般の消費者とダイレクトに繋がれていいお仕事が作っていけるかもしれないから。ぜひみなさんも応援していただけると嬉しいです。

 

研究所全景

 

いなかの未来と、漁業の未来を応援して、一緒に見守ってください!

 

マーキー:じゃあ最後にレオ、みんなに何か一言言ってもらっていいですか?

 

レオ:ここで僕が乗り切れたら、乗り切れたよ。と言いながらお手伝いができるようになる。やる方法を見出せたら、田舎の事業継承をしようとしている人を応援したり、一緒に頑張ろうと言えたりするようになるなと思う。ので、そういう視点で、田舎の未来と漁業の未来を一緒に応援したいと思ってくださって、そこへのチャレンジだと思って見守って、ちょっととりあえずのお金を投じていただけたら。はい。

 でもこうやって投じてもらったらもう仲間というか。もうずっとウォッチしているというか、1020年まだ続いているなーみたいに見守っていただいたりとか、今回繋がった人はそういう風になるだろうなと。

 田舎の漁業に関わっていくということをやり、その輪をいなかパイプとして広げていくということをやっていけたらいいなと思っていますので、そういうところをぜひ応援してください。

 そして一緒にやりたいという人はぜひ!きてください。

 お金はないけど鯛とかエビとか食べ放題ですんで。食べ物がなくなって死ぬっていうことは起こりません。(笑)

 

安満地

 

おまけ。その後、漁業の未来のビジネス展開について語り合ってみた!

 なんとこの動画がライブ配信されたのと同じ日の夕方、また新たなゲストをお呼びして、インタビュー動画を配信しました!

 お相手は、いなかパイプ代表・ササクラ レオの古くからの友人である四国食べる通信代表の眞鍋 邦大さん。

 眞鍋さんは、株式会社ワールド・ワンという会社の取締役もされており、現在進行形で食に関わるお仕事をされている方です。この緊急クラウドファンディング の情報を見て、「何か連携できることがあるかも!」と真っ先に連絡を下さった方でもあります。

 そんな眞鍋さんは対談の中でこのように語ってくださいました。

 

眞鍋:まず記事が面白かった。そしてレオは昔からの付き合いで困っている。

 でもやっぱ3つ目に普通に国産エビの完全養殖ってビジネスとして可能性あるんじゃないかと思って電話するまでに至った。

 

眞鍋邦大さん

ササクラに数年ぶりに電話をかけてきてくれた眞鍋さん。

 

 さらに、眞鍋さんはこんな風にも言います。

 

眞鍋:日本人めっちゃエビを食べているんだけど、基本的に海外の冷凍物を安く輸入してみんな食べてるって状況。そんな感じでしょ。だから可能性があるなって感じてて。

 今後、持続可能ではないビジネスが永続するとは思えないし、みんなが大好きなエビを国産で完全養殖できる。っていうのは今後消費が増える可能性があるんじゃないかなと思って、僕はそこにビジネスチャンスを感じた。

 国内で作られたもの。どこから来たかが分かり、安心感があってかつ新鮮なもの。

 そういうものを食べたいというニーズは絶対あると思う。

 消費者にとって選択肢が増える。というところに可能性をすごく感じた。

 

 このプロジェクトに、眞鍋さんが外から見て感じてくださった可能性が添えられたことで、よくわからないまま駆け出していた私たちいなかパイプも「お〜そういう可能性が!」とさらに希望が具体的になってきました。(笑)

 そんな眞鍋さんとの対談は、その後も眞鍋さんならではの消費者や業者さんだったら、という視点も交え、ササクラとともに今後できそうなこと、ビジネスになりそうなことについて語っていただきました。

 眞鍋さんとの対談の内容、もっと知りたい!という方は以下の動画でご覧いただけます。お時間のある方はぜひ見てみてください。

 

 

 というわけで、1日に2回の対談を経て、ササクラ自身も、いなかパイプとしても、やっぱりこのプロジェクトには価値がありそうだ!とこれまでより自信を持って、皆さんに応援してください。とお願いできるようになってきた気がしています。

 クラウドファンディング自体は明日23日までですが、もしよろしければ、一緒に漁業の未来をこれから見守っていく仲間としてご支援いただければ嬉しいです。

 そして、いなかパイプとしては、これらの水産物を販売していく事業は(資金が底を尽きて廃業にならなければ・・・)今後も継続していく予定ですので、引き続き、食べたりしながら応援していただければと思います!

 

 

【いなかをつなぐプロジェクト②】40年続いた養殖の歴史をつなぐ!国産エビの完全養殖事業に挑戦@高知・大月

詳しくはこちら⇒https://inaka-pipe.net/20210216/?=fb

ご支援のための申し込みフォームはこちら⇒https://forms.gle/q7Cewt56NvKNFxoA6

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