新聞ばっぐで、思い出を楽しもう!
- 執筆者 和田玲子
- 所 属シェアハウス土佐指南家
2021/12/09
女性専用の民泊&へんろ宿 「シェアハウス土佐指南家」おかみのレイです。
新聞ばっぐに興味をもち、四万十とおわで講習を受けてインストラクターになりました。あれから7年が過ぎ、四万十川を眺め受講した1泊2日が、懐かしく思い出されます。
新聞ばっぐは、古新聞、でんぷんのりで作ります。
清流四万十川の水質保全につなげるため、「四万十の商品は新聞紙で包もう」という考えのもと、古新聞を活用した「しまんと新聞ばっぐ」が20年くらい前に考案されました。
四万十川に負荷をかけないという思いに共感。新聞ばっぐの経緯なども学ぶうちに、自分の身近な場所でも同様に大事なことだと気づきました。
今のようにレジ袋が普及する前の時代は、新聞紙で商品を包んでいました。
新聞ばっぐインストラクターになって、その意義を伝えつつ作っていこうと決意。作り方の手技だけではなく、身近な川などに負荷をかけない思いなども一緒に伝えて渡すように努めています。
インストラクターTシャツ
受講中に書き込んだ自分の手書きメモは、大切な思い出の品物として保存しています。大中小サイズを夢中で作り上げた時のことが、はっきりと蘇ってきます。
古新聞を折って作る方法を発案された方は、ほんとに凄いと思います。そのおかげで、新聞ばっぐを作成できることに感謝しています。
そして今春、主人Goさんもインストラクターになりました。すっかり新聞ばっぐ作りに、はまっていて、部屋に飾って工夫した点などをよく話しています。上手く仕上がった時は、とても嬉しそうに自慢し合っています。
しばらくして、子どものようだと笑い会うことも、よくありますが。
インストラクター認定証
自分の好きな記事や写真などを、いかに表に出して作り上げるのか、集中して取り組んでいます。作り方を忘れてしまう不安もあったので、作り方DVD を購入して復習しています。強い味方となっています。
大きな作業台があると便利なため、部屋の片隅に置いていた亡き母の洋裁用の作業台を活用しています。きっと、亡き母も喜んでいることと思います。
夜なべして洋裁をしていた母の姿が、懐かしい思い出です。足踏みミシンの音を聞きながら、よく眠っていました。ミシンの音は洋服を仕上げる母の姿と重なり、自然と気持ちが落ち着きます。
母は残り布で小物袋をよく作り、人にあげて喜んでもらうのが好きでした。
作業台と新聞ばっぐ
作業台。亡き母の洋裁作業台を活用。
私の場合は、新聞ばっぐを作って、お土産としてお客様に喜んでもらいたいと思っています。地方新聞で、面白い記事や写真のきれいなものを選ぶようにしています。
地方の名所や発行年月日があるので、旅の記念になると喜んで頂いています。外国の新聞も、おしゃれに仕上がります。奥が深く、魅力たっぷりの新聞ばっぐを空き時間などにコツコツ作っていきます。
誕生日や記念日など特別な日の新聞での作成もオススメです。我が家では、子ども達の20歳誕生日の新聞でばっぐを作り、生まれた日の新聞、母子健康手帳などを入れて、家を巣立つ時に渡す予定です。
どうなることか、子ども達の反応がなかったら?一抹の不安もありますが・・・ それがいつになるのか、その日までのお楽しみにしておきます。
お気に入りの新聞ばっぐ
換気をしながら密にならないように気をつけて、お客様と新聞ばっぐ作りワークをしたことがあります。わかりやすく説明する、手技を伝えることは難しいですが自分を高めていくきっかけになります。
さらなる向上のためにも、インストラクターの集まりに参加して復習することはとても勉強になります。モチベーションも上がり、交流もできて楽しいです。
コロナ感染予防が落ち着いてくれることを願いながら、新聞ばっぐをコツコツと作って楽しんでいこうと考えています。
お客様との話題にも繋がる新聞ばっぐを、土佐指南家に飾っていきたいと思います。お気に入り新聞ばっぐをまたご紹介できるように頑張っていきます!
新聞ばっぐでリビングを飾る