秋祭りがありました!
- 執筆者 佐々倉愛
- 所 属こいのぼりHOUSE
2022/11/30
こんにちは!四万十からこいのぼりHOUSEの佐々倉愛です。
先日、住んでいる集落の秋祭りがありました。私たちが住んでいる地域は、神社が2つとお寺が一つあり、お地蔵さんもいくつかいらっしゃるので神事や祭事がすごく多い方で、大小合わせて年間20〜30件は集落から人が集まってお掃除したら祭りごとをしたりします。
河原での神事もあります。
その中でも一番大きくて、集落の人全体が一同に会す唯一のお祭りが秋祭りです。祭事がメインではありますが、みんなの関心は踊りを見ることと、なんと言っても餅まきです。
今回もお餅は一石(いっこく)=100升のお餅を祭りの前々日について、前日に切り分けて当日ばら撒くという流れでした。
当日はその時間になると、神社の敷地に餅とお菓子をいっぱい乗せた軽トラが4台乗り入れ、あっという間に今か今かと待ち構える人だかりができます。頭に当たったりすると痛いけどそれも楽しい餅まき。
餅まきのようす
また集落の中で少なくなってきた子どもたちが、代々踊りつぐ花取り踊りもみなさんに見てもらいます。
毎年お祭りは11月20日と決まっていますが、11月4日から毎日夜7時から神社に集まって練習します。
本来は小学生がメインだったそうですが、子どもの人数が減り、中学生も、高校生も、と集落に残ってくれている子ども達は総出になります。
うちの子も1年生の秋にデビューさせてもらってはや4年目になりました。
小野地区の花取り踊りは無形文化財に指定されています。
私も地域は違いますが、子どもの頃に獅子舞の近くで踊る子役をやっていて、夜に集まっての練習が非日常で友達と誘い合わせては練習より早く行って遊ぶのが楽しかったのを覚えています。
が、親になってみると、この毎晩練習に行くのがかなり大変。。。下の子も連れていくので、就業後にご飯を作り食べさせて毎回慌てて向かいます。
寒い境内の中で、練習を落ち着いて見るわけもない下の子の相手をしつつ、上の子が踊れているかも見つつ。。お父さんも踊り手なのでお父さんが一緒に行く日には一緒に踊っているそうです。
でも、学校でも学年が違うとなかなか話す機会のない同じ集落の子どもたちが楽しそうにしていたり、地域の人に踊りを通じて顔を覚えてもらえたり、集落行事に出ることで少しずつ根付くことができているなぁと嬉しくもあります。