熱気とパワーを感じるよさこい祭り
- 執筆者 和田玲子
- 所 属シェアハウス土佐指南家
2023/07/19
女性専用の民泊&へんろ宿 「シェアハウス土佐指南家」おかみのレイです。
高知の祭りといえば、よさこい祭り。今年は第70回で、大盛況となりそうな予感がします。
8月のよさこい祭りのシーズンは、高知観光のお客様が増えます。日本国内をはじめ、海外からのお客様のご利用も増えつつあります。おかげさまで、土佐指南家もお客様で賑わいます。
よさこい祭りは毎年8月に開催されます
8月9日(前夜祭)、10日・11日(2日間が本番)、12日(後夜祭・全国大会)の4日間、踊り子が手に持った鳴子を鳴らし、地方車(じかたしゃ)に華やかな装飾をして高知市内9ヶ所の競演場・7ヶ所の演舞場で踊ります。チームで衣装や踊り、音楽に工夫を凝らして踊るので熱気やパワーが感じられます。
本番では踊りの振り付け・衣装・楽曲・地方車・鳴子の使い方・総合などの審査があり、チームでの順位が決定します。演舞場ごとに踊り子個人が、審査員からかけてもらうメダルもあります。
「高知よさこい情報交流館」に行ってきました
先日、よさこい祭りの歴史や資料などを展示しているはりまや橋、中種アーケードを通り抜けた所にあります。平日だったので、ゆっくり眺めることができ、自由に過ごしてきました。
展示を見た後、よさこい祭りのポスターをゲットしました。
これまでの開催事のポスター、衣装などがズラリと並んで歴史をふり返ることができます。
時代やチームの思いなどが感じ取られる衣装を見ていると楽しくなります。
よさこい祭りは昭和29年からスタートしました
よさこい祭りは、第二次世界大戦後の荒廃した生活が落ち着き始めた、昭和29年8月にスタート。不況を吹き飛ばし、高知市民の健康と繁栄を祈願、さらに商店街振興を促そうと、高知商工会議所が中心となり発足したそうです。
昭和29年第1回の参加人数750人、参加団体21団体。その後、第30回には踊り子人数1万人を突破、2013年の第60回には214団体、約2万人まで拡大しました。
新しいものを取り入れ、チームの個性化はますます進み、伝統的な音楽からロックのバンド演奏が増え、髪型や衣装、サンバ調・ロック調・古典の振り付けと工夫を凝らして現在に至っています。
日本全国に広がり、海外からの参加チームもいるようで嬉しいことです。
美しい音色を奏でる鳴子(なるこ)は、よさこい祭りに欠かせない楽器です
朱色に黄色と黒の昔ながらの鳴子から、チームの衣装に合わせたオリジナル鳴子まで多種にわたります。可愛いものからおしゃれなものまであり、カラフルです。
良い鳴子の条件は壊れないこと、良い音がきちんとなることだそうで、手首のスナップを上手に効かせて鳴らすと、涼やかな音を奏で、決める時にはピシッと音が止まるそうです。
鳴子の打ち方も審査基準の一つになるため、鳴子の鳴らし方から練習に入るチームもあります。
よさこい祭りに向けてのお出迎え準備が、毎年の恒例となっています
宿の玄関にポスターを展示して、鳴子をお部屋に飾るのが、土佐指南家の恒例となっています。
今年の夏も、お客様との笑顔の交流ができますように、踊られる方は夏の暑さでダウンしないよう、ゆっくり過ごせるように心がけていきます。
お客様に高知を思いっきり楽しんでいただこうと、精一杯お手伝いしていくつもりです。
青空の下、ジリジリと強い日差しが照りつけてくるので、暑さ対策として、帽子や日傘などの日差しよけ、水分補給を忘れないようにお伝えしています。
よさこい祭りで踊るのが大好きで、移住されたという嬉しい記事も目にしたことがあります。
自分が夢中になれることが見つかり、実践されることは素晴らしいことだと思います。
コロナ感染予防で、いろいろと自粛することが多かったこの3年間、旅行など少しずつ、今まで当たり前だったことができるようになってきています。
自粛していた分、今まで以上に楽しむことができるようになってきているのではないでしょうか。
自由に楽しく、元気な祭りというのが、よさこい祭りのイメージだと思っています。
夏の暑さを吹き飛ばすような熱気ある高知のよさこい祭りをはじめ、自然豊かな高知の旅をたくさんの方々に楽しんでいただきたいです。
土佐指南家Hpでも、高知についての楽しい情報、お客様との交流などを掲載しています。こちらも、見ていただけたら嬉しいです。