おかみさん市での出会いと体験～横山さんの体験記②〜
2024/08/08
2023年8-9月に開催されたいなかインターンシップの参加者、横山若音さん。大学の夏休み期間を利用し、参加してくれました。
専門の勉強以外の体験をして視野を広げたいとの思いで参加してくれた横山さん。
今回は1週間のいなかドアを終えて始まる現場研修についての体験記です。
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おかみさん市
いなかドアが終わり、「おかみさん市」での現場研修が始まりました。2週間お世話になった「おかみさん市」は、とても愉快で明るく、楽しい現場でした！
初日に緊張しながら
「おはようございます！」
と挨拶すると、自己紹介する間もなく、
「はよこっち来や、やることいっぱいあるで！」
と迎えてくださり、一気に緊張がほぐれました。
初めてやる揚げ物や牡丹餅などのお惣菜作りも、手加減なしにご指導して頂きました。お陰様でこの2週間でかなりの品数を習得でき、私の料理レベルが上がったと思います！
おかみさん市は複数グループがあり、各グループ週一回程のシフト制です。チェーン店でアルバイトしている私は、グループごとに味付けもメニューも違うのには驚きましたが、色んな形式を体験できて楽しかったです。
また、どのグループの皆さんも感謝を口に出して伝えてくださるのがとても素敵でした。
感謝以外の言葉も素直に出るので喧嘩されることもありますが、（通称ヤンキースという1グループだけですのでご安心を！他のグループの皆さんはもちろんですが、ヤンキースも普段とっても優しい方々です！）数秒後にはケロッと笑い合っている姿が微笑ましく、幸せな気持ちになりました。
おかみさん市で働く方々は年齢や上司などあまり関係なく、皆さんすごく対等な関係で働かれていて、私もこんな職場で働きたいなと将来の職場環境も想像できました。
仕事終わりには毎回お惣菜をたくさん持たせてくださって、この2週間一度も自炊しませんでした！私一人では食べきれないほど持たせて頂いたので、宿舎の皆さんにお裾分けして仲良く食べました！
食べることも料理も大好きな私は、料理のレパートリーが増えて、美味しいご飯も食べられて、最高の現場でした！
お母さん方には、お宅にお邪魔して夕ご飯を頂いたり、モーニングをしたり、お出かけしたり、孫のように可愛がって頂いてとっても嬉しいです！！
いっぱい働いて、いっぱい食べて、いっぱい笑うのが可愛いポイントらしいです！
個性的なお母さん方を攻略できたらここでは怖いものなしです。ここに来たらいっぱい働いて、いっぱい食べて、いっぱい笑いましょう！当たり前ですが、挨拶と感謝も忘れずに！
おかみさん市での出会い
おかみさん市ではたくさんの出会いがありました。釣り好きの方、宇都宮大学の皆さん、社長さん、ご近所さんなど、皆さんが私の四万十での暮らしに色を付けてくださいました。毎日おかみさん市で出会った方々との予定でいっぱいです！
釣り好きの方には、休日に沢釣りに連れて行って頂きました！森、川という私の大好きな光景の中での釣りは最高でした…。四万十町に来て6日目で、慣れないことが多く疲れも溜まっていたので、自然に癒され、幸せな空間でした。
釣った魚はその方のお宅で捌いて天ぷらにして、鮎ご飯も食べさせて頂きました。
初めての釣りは楽しさというより、さっきまで川で元気に泳いでいた魚を…と命を頂いているのを体感し、次の日は食欲があまりありませんでした…。
感謝して食べることの意味をちゃんと理解できたので、とてもいい経験でした！
今でも夕飯に誘って頂いたり、電話をくださったり、気にかけて頂いてとても嬉しく、感謝でいっぱいです。
～体験レポート③へつづく～
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横山さんが参加した1ヶ月のいなかインターンシップ
