日本産まれ、シロアシエビ解禁!食べて応援お願いします!
- 執筆者 佐々倉玲於
- 所 属一般社団法人いなかパイプ
2021/07/18
今年の2月に行った緊急クラウドファンディング「40年続いた養殖の歴史をつなぐ!国産エビの完全養殖事業に挑戦@高知・大月」では、多くの方にご支援いただき本当にありがとうございました。
1週間という短期間のクラウドファンディングでしたが、おかげさまで合計2,783,500円のご支援をいただきました。
終了後もご支援を申し出てくださる方がいて、すべて合わせると400万円弱のご支援をいただいたことになります。
ご支援のおかげさまで、事業をつなぐことができてます!
こうやってご支援いただけたことは、
「この事業には価値がある」
「未来につないでいくべき取り組みだ」
とみなさんが言っていただいていることだと理解しています。このことは、この事業をつないでいくにあたっての、私たちの自信になっています。
また緊急クラウドファンディング 以降、Webサイトを見てエビを養殖したいという方からのお問い合わせをいただいたり、食べたい・仕入れたいなどという事業者さんなど新しい出会いもありました。この出会いから、この事業を続けていく必要性を一層感じるようになりました。
そんな国産シロアシエビの完全養殖事業も、多くの方からご支援をいただいてから約半年、どうにかこうにか今もなお続けることができております。本当に感謝しかありません。
そして、なんとか冬の寒さと資金不足を持ち堪え育て続けたエビは、おかげさまでスクスクと育ち、やっと販売できる大きさになりました!
融資は受けられず、経営状況は相変わらず危機的な状況
経営状況としては、半年前の状況とあまり変化はなく危機的な状況は続いており、銀行からの融資を受けようと考え、いくつかの銀行にあたりましたが売り上げ実績が少ないということから、返済能力がないと審査され、融資を断られてしまった現状があります。
この事業の生き残る道は、ただただ、生産できたエビを売ることだけ。そして、売り上げ実績をつくり、再度融資の審査にチャレンジしたいと考えているところです。
いよいよ解禁!今期の成エビの販売を開始します!
現状としては、こうして販売できるまでのある程度の量ができるようになったものの、まだ技術が確立されておらず、安定的な生産ができてない状況があります。
また、生産に関わる人材育成もできていないため、年間生産できる量も限られています。そんな現状のため、高級なエビとなってしまって申し訳ないですが、今あるエビの販売を開始します!
売り切れゴメン!の逸品でありますが、お中元でご活用いただいたり、お友達などにオススメいただいて、売り切れるまでは食べて応援していただいて、日本産まれのシロアシエビをつくり続けられるよう見守っていただきたい。
以下のページより注文と決済できるWebページをつくりました。
ご注文はこちらからお願いいたします。(銀行振込等をご希望の方は別途ご連絡ください)
また、このエビを養殖したい・研究したいという方は、稚エビの販売も行っております。こちらもご相談ください。
まだまだどうなるかわからない経営状態ですが、「いなか」の沿岸漁業の未来のために、高知産まれ、高知育ち シロアシエビの完全養殖技術をつないでいけるようがんばっていきます。
引き続き、食べて応援をどうぞよろしくお願いいたします!
追伸
緊急クラウドファンディング のときに、ご紹介したシロアシエビ生産者・佐々倉鐡夫氏の動画のロングバージョンもご披露します。
20分弱と長いですが、このエビが産まれるストーリーをご覧ください。
こちらの動画は、いなかインターンシップに参加していた若者がつくってくださいました。
▼緊急クラウドファンディング「40年続いた養殖の歴史をつなぐ!国産エビの完全養殖事業に挑戦@高知・大月」 でご紹介した短編動画はこちら。